工場等資産譲渡へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:57 UTC 版)
小林化工や同じく2020年度に発覚した日医工による後発薬での品質不正とそれに伴う製造停止に伴い、後発薬の供給不足が発生する状況になっていた。このような状況をいち早く解消するため、後発薬大手のサワイグループホールディングス(サワイGHD)が小林化工と親会社のオリックスに工場設備等の譲渡受け入れを打診、2021年12月3日にサワイGHDが小林化工の後発薬の全工場と関連する部門の人員、物流や研究開発の拠点などの譲渡を受ける契約を締結したと発表した。 サワイGHDは同日に設立したトラストファーマテックを受け皿会社として小林化工からの譲渡資産を2022年3月末に受け入れ、2023年4月より出荷を開始する予定となっており、譲渡後小林化工は被害者への補償を継続しつつ、自社による医薬品については、医療上必要不可欠なものに付いては他社への承継を進め、それ以外の医薬品についてはや自主回収・承認整理を行うとしている。
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