川上拙以とは? わかりやすく解説

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川上拙以

読み方かわかみ せつい

日本画家愛媛県生。名は昌薫。京都絵専卒。西山翠嶂師事し帝展出品日展入選する。京都住。昭和51年(1976)歿、75才。

川上拙以

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/20 05:08 UTC 版)

川上 拙以(かわかみ せつい 1901年5月1日 - 1976年12月3日)は、日本の日本画家。戦前は風景花鳥を得意としたが、戦後は人物画を多く描いた。

経歴

1901年(明治34年)愛媛県新居浜郡生まれ。京都市立絵画専門学校を卒業後、西山翠嶂に師事。1922年(大正11年)の第4回帝展から帝展に出品を続ける[1]1934年(昭和9年)第15回帝展に出品した「幽香煎茗」は特選に選ばれた[2]1936年(昭和11年)文展招待展には「清風聽声」を出品。京都市展、大阪市展などにもそれぞれ委員、無鑑査等により出品している。

第二次世界大戦後も、1950年(昭和25年)の第6回日展から出品を行っている。

1976年(昭和51年)12月3日、心筋梗塞により京都専売病院で死去。

家族

脚注

  1. ^ 川上拙以”. 『日本美術年鑑』昭和52年版(291頁) (2021年). 2023年3月10日閲覧。
  2. ^ 三十九人が特選『大阪毎日新聞』昭和9年10月16日(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p412 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)


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