嵐吉三郎_(7代目)とは? わかりやすく解説

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嵐吉三郎 (7代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/09 13:28 UTC 版)

七代目 嵐 吉三郎(しちだいめ あらし きちさぶろう、1894年明治27年)12月1日 - 1973年昭和48年)2月11日)は昭和に活躍した上方系の歌舞伎役者。屋号岡嶋屋定紋は三つ吉、替紋は三つ柏。本名は北上 弥之助(きたがみ やのすけ)。

三つ吉

概要

東京の生まれ。生家は電気商。1908年(明治41年)10月に初舞台。1910年(明治43年)10月大阪の十一代目片岡仁左衛門に加わり片岡當之助を名乗る。1917年(大正6年)名題となり以後東西の舞台で活躍。

1928(昭和3年)2月大阪中座で七代目嵐吉三郎を襲名。以後関西歌舞伎で活躍。1958(昭和33年)大阪府民劇場奨励賞。1970年(昭和45年)勲五等旭日章を受章。1973年(昭和48年)1月大阪新歌舞伎座の『義経千本桜』の川連法眼が最後の舞台となる。脇役として活躍する。芸域は非常に広く、とりわけ宇野信夫監修、二代目中村鴈治郎三代目中村鴈治郎と共演した『曽根崎心中』では油屋九平次を通算500回以上も勤め、生涯の当たり役といわれた。晩年は関西歌舞伎の凋落で思うように活動できなかった。

子は映画俳優・北上弥太郎としても活躍した八代目嵐吉三郎

映画

  • 大忠臣蔵(1957年、松竹) - 堀内傳右衛門 役



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