嵐が丘 (ケイト・ブッシュの曲)とは? わかりやすく解説

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嵐が丘 (ケイト・ブッシュの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/06 16:17 UTC 版)

「嵐が丘」
ケイト・ブッシュシングル
初出アルバム『天使と小悪魔
B面 風に舞う羽根のように(カイト)
リリース
録音 1977年
時間
レーベル EMI
作詞・作曲 ケイト・ブッシュ
プロデュース アンドリュー・パウエル
チャート最高順位
  • 1位(全英)
ケイト・ブッシュ シングル 年表
嵐が丘
(1978年)
少年の瞳を持った男
(1978年)
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嵐が丘」(あらしがおか、原題:Wuthering Heights)は、1978年1月20日に発売されたケイト・ブッシュのデビュー・シングル、及びそのタイトル曲。

概要

ケイト・ブッシュが19歳の時に発表した1枚目のシングル。この曲は、ファースト・アルバム天使と小悪魔』(原題:The Kick Inside)にも収録されているほか、1986年のベスト・アルバム『ケイト・ブッシュ・ストーリー』(原題:The Whole Story)には新たにボーカルを録音したニュー・バージョンが収録されている。

題名からわかるとおり、この曲は、エミリー・ブロンテの有名な小説『嵐が丘』を題材にしたものであるが、ケイト・ブッシュは直接には小説からではなく、テレビドラマ化された作品から着想を得たという。

シングル盤のカップリング曲は、同じく『天使と小悪魔』に収録されている「風に舞う羽根のように(カイト)」(原題:Kite)。

また日本では、この曲はバラエティ番組『恋のから騒ぎ』のオープニングテーマ曲としても知られている。1986年には、東芝ビデオデッキCMソングにも使われた(『歌のトップテン』内の同社CMにて確認)。

アンドリュー・パウエルがプロデュースということで、この曲のミュージシャンは、当時、アンドリューがオーケストラアレンジでかかわっていたアラン・パーソンズ・プロジェクトのお馴染みのメンバーである元パイロットのイアン・ベアンソンとデヴィッド・ペイトン、ステュワート・エリオットが参加しており、アンドリューはベースを担当している。ちなみにギター・ソロは、デヴィッド・ギルモアと思われているが、実はイアン・ベアンソンがクレジットされている。

カヴァー

パット・ベネターのセカンド・アルバム『危険な恋人』(1980年8月)、ブラジルヘヴィメタル・バンド、アングラのアルバム『エンジェルズ・クライ』(1994年)、ニュージーランドの歌手ヘイリー・ウェステンラのアルバム『PURE』(2003年)等で取り上げられた。




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