岩間スタイル
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岩間スタイルとは、合気道創始者・植芝盛平の直弟子である斉藤守弘が教授した合気道技法群の総称である。斉藤は茨城県岩間町(現・笠間市)に植芝盛平が開設した道場において23年の長きにわたり師事し、盛平の没後は同地や世界各地で合気道の指導に当たった。斉藤はその技が「開祖直伝」であることを強調していたが、盛平の息子植芝吉祥丸が統括する東京の合気会本部道場の技との相違点が多かった[1]ために「岩間スタイル」と呼ばれるようになった。
- ^ このように師範によって技の差異が生まれた理由として、戦前から晩年にかけて盛平の宗教的信念の深化・肉体の老化から技法が変化し、弟子が師事した時代によって教える内容が異なったこと、また盛平が本来人を殺傷しうる合気道の技が公になることを恐れ、斉藤のようにほぼ毎日仕えていた弟子以外には当身を用いた技や武器術をみだりに教えなかったことが挙げられる。
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