岩本彗星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/05 10:02 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動彗星 周期彗星の一覧 / 非周期彗星の一覧 |
|
---|---|
発見 | |
発見者 | 岩本雅之 |
発見日 | 2013年3月10日 |
符号・別名 | |
軌道要素 - IAUNASA | |
元期 2013年3月9.0日TT
|
|
離心率 (e) | 0.9970019 |
近日点距離 (q) | 1.4140694 AU |
軌道長半径 (a) | - |
遠日点距離 (Q) | - |
公転周期 (P) | - |
軌道傾斜角 (i) | 21.85442° |
近日点引数 (ω) | 95.83926° |
昇交点黄経 (Ω) | 182.49457° |
前回近日点通過 | 2013年3月9.06010日TT[1] |
次回近日点通過 |
岩本彗星(いわもとすいせい、Comet Iwamoto)は、2013年に出現した彗星のひとつである。
発見
徳島県のアマチュア天文家岩本雅之は、3月11日朝5時0分(JST)に、自宅の観測所で、ペンタックスSDUFII(10cmf/4)+キヤノンEOS 5Dを使用して撮影したわし座の画像に14等級の新彗星を発見した。翌12日に確認した上で新彗星として報告し、各地で確認観測が行われ14日に新彗星として公表された。
岩本にとっては同年1月12日から彗星捜索を始めて13夜目の発見であった[2]。
出現
近日点通過は発見直前の2013年3月9日。夜明け前の東の低空でわし座からみずがめ座にかけて移動し、12等級で眼視観測された。
その他
パンスターズ彗星 (C/2011 L4)が最大光度に達した頃に出現した。拡散しており、12~14等級でアマチュアでは手が届きにくい明るさであったため、観測数は多くなかった。
脚注
- ^ MPEC 2013-G31 : OBSERVATIONS AND ORBITS OF COMETS
- ^ 『星ナビ2013年5月号』5頁(アストロアーツ社)
外部リンク
- 岩本彗星のページへのリンク