山陰の「アウ」連母音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:14 UTC 版)
兵庫県の但馬北部から鳥取県にかけてでは、「アウ」連母音に由来する開音が「アー」に変化して残っている。この現象は雲伯方言とも共通しており、これらの地域では「行かむ」に由来する「いかう」は「いかー」、「であらむ」に由来する「であらう」は「だらー」になっている。そのほかの地域では開音はオーに変化したため、「いこー」、「じゃろー・だろー」になっている。
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