属の数の増減
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 10:22 UTC 版)
またこの連では属を細分化する動きと、逆により少ない数の属にまとめる動きの両方が見られた。属を細分化した例は1978年のリズデイルによるもので、それまでタニワタリノキ属やナウクレア属に分類されていた種の一部を形態的な差異から Adinauclea属、Diyaminauclea属、Haldina属、Khasiaclunea属、Ludekia属、Ochreinauclea属、Pertusadina属、ヘツカニガキ属(Sinoadina)といった8つの新属に細分した。ただ形態的な差異といってもリズデイルは花粉に関しては考慮に入れていなかった。花粉や分子系統学的な観点も含めた検討が重ねられた結果、2014年にAdinauclea属、Haldina属、Metadina属、Pertusadina属、ヘツカニガキ属の5属がタニワタリノキ属に、Pausinystalia属がヨヒンベノキ属(Corynanthe)に、Fleroya属がミトラガイナ属に、Burttdavya属とSarcocephalus属の2属がナウクレア属に統合され、タニワタリノキ連として認められる属の数は17とされた。
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