局部収縮
鋼材の引張り試験において、荷重が降伏点を超えると試験片の断面の一部が急激に縮む現象のこと。縮みの進行により負担荷重は減るが、試験片は破断する。別に、金属や樹脂品が鋳造、ダイキャスト、樹脂成形などの製造過程で冷却したとき、一部が縮む現象も局部収縮という。肉厚が不均一で冷却速度が異なると起こりやすい。美観に影響するため肉厚を均一にしたり、収縮部分を目立たない位置に変えたりして対応する。
Weblioに収録されているすべての辞書から局部収縮を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 局部収縮のページへのリンク