小野和子 (児童文学者)
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小野 和子(おの かずこ、1934年〈昭和9年〉6月18日[1] - )は、日本の児童文学者、民話採集家、翻訳家。
略歴
岐阜県高山市生まれ。東京女子大学日本文学科卒業、1958年から宮城県仙台市に住み、宮城県内で民話を採集記録、再話する。1975年、「宮城民話の会」を設立。児童文学の翻訳多数。
著書
- 『あいたくてききたくて旅にでる』
     
PUMPQUAKES ()、2019.12 - 『忘れられない日本人――民話を語る人たち』PUMPQUAKES、2024.2
 
民話
- 『おけやのゆめ』作・文 高橋透絵 啓林館編、文研出版、おはなしとしょかん、1977
 - 『七つ森』箕田源二郎絵、草土文化 ふるさとの民話、1977
 - 『さけのさんたろ――宮城県』藤田勝治絵、第一法規出版 日本の民話絵本 1982
 - 『たからげた』福田庄助絵、ほるぷ出版 幼児みんわ絵本、1985
 - 『天の川にかかるはし――七夕』狩野富貴子画、教育画劇のかみしばい 行事の由来、1995
 - 『みちのく民話まんだら――民話のなかの女たち』北燈社、1998
 - 『としがみさまとおもち お正月』西村達馬画、教育画劇のかみしばい 行事たべものの由来紙芝居、2000
 - 『まほうのこなぐすり』西村郁雄絵、教育画劇のかみしばい 日本のユーモア民話、2007
 - 『まっくろけのうし』岡村好文画、教育画劇のかみしばい ギャハハ!おなかがよじれる爆笑民話、2011
 
編纂
翻訳
- リチャード・スカーリー「ティンカーとタンカーの絵本」評論社の児童図書館・絵本の部屋 
    
- 『やってきたティンカーとタンカー」1975
 - 『ティンカーとタンカーせいぶをゆく」1975
 - 『ティンカーとタンカーのうちゅうせん」1975
 - 『ティンカーとタンカーアフリカへ」1976
 - 『ティンカーとタンカーえんたくのくにへ」1976
 - 『ティンカーとタンカーとかいぞくたち」1976
 
 - ローラン・ド・ブリュノフ「ミニ・ババール」島津智訳、小野文 評論社、1976 
    
- 「ババールうみへいく」
 - 「ババールくるまでピクニック」
 - 「ババールケーキをつくります」
 - 「ババールとスポーツ」
 - 「ババールのえかきさん」
 - 「ババールのおにわ」
 - 「ババールのキャンピング」
 - 「ババールひこうきにのる」
 
 - M.D.モスキン作 R.ネグリ絵『ちびぞうトト』評論社 児童図書館・絵本の部屋、1978
 - ロジャー・ハーグレーヴス「みすた・ぶっくす」評論社 児童図書館・絵本の部屋、1979 
    
- 「ウルサイくん」
 - 「オカシイさん」
 - 「オシャベリさん」
 - 「キチョウメンさん」
 - 「ケチンボさん」
 - 「チカラモチさん」
 - 「ブルブルくん」
 - 「ポウンくん」
 
 - デービッド・ランバート『恐竜』増田孝一郎共訳、評論社 児童図書館・科学の部屋、1981
 - ミルドレッド・D.テーラー『とどろく雷よ、私の叫びをきけ』評論社 児童図書館・文学の部屋、1981
 - ロバート・フィスカー作 スベン・オットー絵『すからおちたこすずめ』評論社 児童図書館・絵本の部屋、1986
 - ハイラ・コールマン『ママにグッバイ』評論社 文学の部屋、1987
 - ナタリー・バビット『時をさまようタック』評論社 児童図書館・文学の部屋、1989
 
その他
ドキュメンタリー
脚注
参考
- アドバイザー紹介 小野和子(内閣府男女共同参画局 女性が輝く地域づくりサイト)(2015年3月6日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
 
関連項目
- 小野和子_(児童文学者)のページへのリンク