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小笠原博毅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 04:27 UTC 版)

小笠原 博毅(おがさわら ひろき、1968年 - )は、日本の社会学者神戸大学大学院国際文化学研究科グローバル文化専攻教授。

人物・来歴

東京都八王子市生まれ[1]早稲田大学政治経済学部卒[2]。2003年ロンドン大学ゴールドスミス校社会学部博士課程修了。社会学Ph.D[2][3]。指導教員はポール・ギルロイ神戸大学国際文化学部助教授、准教授を経て、教授[4]

専門は文化研究サッカーと人種差別、18世紀初頭の海賊などを研究している[5]東京オリンピックや大阪万博 (2025年)の開催には一貫して異議を申し立てており[6]、編著に16人の研究者や活動家らによるオリンピック批判の論考を集めた『反東京オリンピック宣言』(山本敦久共編、航思社、2016年)がある。

著書

  • 『サッカーの詩学と政治学』(有元健共編、人文書院、2005年)
  • 『黒い大西洋と知識人の現在』(編、市田良彦ポール・ギルロイ本橋哲也著、松籟社、2009年)
  • 『反東京オリンピック宣言』(山本敦久共編、航思社、2016年)
  • 『セルティック・ファンダム――グラスゴーにおけるサッカー文化と人種』(せりか書房、2017年)
  • 『やっぱりいらない東京オリンピック』(山本敦久共著、岩波書店[岩波ブックレット]、2019年)
  • 『真実を語れ、そのまったき複雑性において――スチュアート・ホールの思考』(新泉社、2019年)
  • 『パンデミック下の書店と教室』(福嶋聡共著、新泉社、2020年)

訳書

  • G・E・ラング、K・ラング『政治とテレビ』(荒木功、大石裕、神松一三、黒田勇共訳、松籟社、1997年)
  • ジェームス・プロクター『スチュアート・ホール』(青土社[シリーズ現代思想ガイドブック]、2006年)
  • ウィリアム・ウォルターズ『統治――フーコーをめぐる批判的な出会い』(阿部潔清水知子、成実弘至共訳、月曜社、2016年)

出典

外部リンク




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