小木紀之とは? わかりやすく解説

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小木紀之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/16 15:15 UTC 版)

小木 紀之(おぎ のりゆき[1]1941年[2] - 2016年5月3日[3])は、名古屋経済大学の教授を長く務め、消費者問題消費者教育の専門家として知られた[4]日本商学者マーケティング研究者。

経歴

静岡県生まれ[2]東京経済大学を卒業し、愛知学院大学大学院修士課程に学んで[2]商学修士を取得した[1]

ノートルダム清心女子大学長崎大学への勤務を経て、に1979年に当時の市邨学園大学に着任した[2]。大学名の変更により、1983年以降は、名古屋経済大学の所属となり、永きにわたって名古屋経済大学消費者問題研究所の所長を務めたほか、放送大学の客員教授を兼ね、さらに東海地方各県などで、各種審議会委員に名を連ねた[2]

名古屋経済大学退職後は、名誉教授となり、また、日本消費者教育学会会長を長く務め、退任後は名誉会長の称号を贈られた[2]2012年6月30日に内閣総理大臣賞(消費者支援功労者)を受賞した[2][4]

おもな著書

単著

  • 消費者問題を考える、家政教育社、1969年
  • 物価のカラクリと消費者教育、家政教育社、1973年
  • 消費者は守られているか:これからの消費者と消費者教育、ドメス出版、1981年
  • 消費者教育の時代、ドメス出版、1985年
  • 時代を読む:私の紙面批評、中部日本教育文化会、2013年

編著

  • 消費者問題論(放送大学教材 1994)、放送大学教育振興会、1994年
  • 消費者問題の展開と対応(放送大学教材 1998)、放送大学教育振興会、1998年

共著

  • (岡部昭二との共著)家庭でできる商品テスト、家政教育社、1970年(新版、1985年)
  • (今井光映との共著)消費者福祉、ミネルヴァ書房、1970年
  • (中原秀樹との共著)消費者教育ナウ、家政教育社、1988年
  • (岡部昭二との共著)食に関する簡易商品テスト、家政教育社、1991年

共編著

  • (川井克倭との共編著)消費者政策:消費者保護と消費者の課題、家政教育社、1979年

著作集

  • 小木紀之著作選集編集委員会 編、小木紀之著作選(1〜3、別巻)、風媒社、2020年

脚注

  1. ^ a b 小木 紀之 オギ ノリユキ (Noriyuki Ogi)」『researchmap科学技術振興機構、2022年8月30日。2025年10月16日閲覧
  2. ^ a b c d e f g 小木紀之 プロフィール」『HMV&BOOKS online』ローソンエンタテインメント。2025年10月16日閲覧 - 『小木紀之著作選 3 消費者教育論』より
  3. ^ 「名古屋経済大学消費者問題研究所主催 第36回公開講演会「消費者問題の実態変化と専門家の役割」」『経済経営論集』第24巻第1号、名古屋経済大学 経済・経営研究会、消費者問題研究所、2016年、53頁、 CRID 1390853649242468352 
  4. ^ a b 小木紀之本学名誉教授が「消費者支援功労者」として内閣総理大臣賞を受賞!名古屋経済大学、2012年5月14日。2025年10月16日閲覧



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