小型機器などでの利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 06:38 UTC 版)
「GNU Cライブラリ」の記事における「小型機器などでの利用」の解説
glibcはかつて、例えばリーナス・トーバルズや組み込みLinuxのプログラマらから、他のライブラリよりも重くて遅いと批判されたことがある。そのため、メモリ使用量の少ない標準Cライブラリがいくつか開発されてきた (Bionic, dietlibc, EGLIBC, Klibc, musl, Newlib, uClibc)。gccではターゲットがGNU/Linuxの場合、-mglibc, -muclibc, -mbionicで切り替えられる。 しかし、標準への適合性、完全性、各種サポートが存在する点などを考慮してglibcを小型機器に採用する例も多い。例えば、OpenMokoやiPAQ向けのFamiliar Linux(GPE使用時)がある。
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