小口優とは? わかりやすく解説

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小口優

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/12 03:36 UTC 版)

小口 優(おぐち まさる、1907年5月5日 - 1970年1月4日)は、日本のドイツ文学者。

栃木県烏山町出身。1930年早稲田大学文学部独文科卒。第一早稲田高等学院教授をへて、早大教授。18世紀ドイツ文学が専門で、ヘルダーリンゲーテなどの研究や翻訳をおこない、グンドルフを日本に紹介した[1]

編著書

  • 『新獨逸文法』大学書林 1938年
  • 『獨逸小文法』編 大学書林 1941年
  • 『新独語階梯』大学書林 1942年
  • 『世界文学鑑賞辞典 第3 ドイツ・北欧・中欧編』編 東京堂 1962年

翻訳

  • 『グンドルフ文芸論集』木村書店 1934
  • 『世界女流作家全集 第1巻 独逸篇1 バルバラ 呪ひの樹(アンネッテ・フオン・ドロステ=ヒユルスホフ モダン日本社 1941
  • W.フムボルト『教養への道 或る女友達への書簡』等訳 モダン日本社 1942
  • ヨハン・ペーテル・エッケルマン『ゲーテとの対話』春秋社 1947
  • W.V.フムボルト『或る女友達への書簡』第1-3 春秋社 1949
  • ゲーテ『箴言と反省』春秋社 1949
  • シャミッソー『影を売った男』小峰書店 少年少女のための世界文学選 1951
  • ニイチェ全集 第1巻 悲劇の誕生』創元社 1951
  • 『ゲーテ箴言集』編訳 大学書林語学文庫 1955
  • グンドルフ『ゲーテ研究』第1-3 未来社 1956-58

論文

脚注

  1. ^ 日本人名大辞典20世紀日本人名事典



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