実質的に本宗家を継ぐ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/06 01:43 UTC 版)
家次の子息である朝次が、児玉郡の栗崎の地を継がなかった事から、当地を守護(管理)していた時家を児玉党本宗家8代目と捉える事ができる。但し、栗崎が時家の所領となるまでには20年もの月日にわたる実効支配が必要であり、御成敗式目の法律上、この間に家次の子息である朝次が、領有権を主張して裁判を起こしていれば、時家が本宗家を継ぐ事はなかったものと見られる。しかし、朝次は秩父郡南部の方へ居住した為、児玉党の宗家を父の弟である時家に譲ったものと考えられている。また、兄弟の中で『吾妻鏡』に最も記述されているのが時家である。
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