実行トレースキャッシュ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/05 14:09 UTC 版)
「キャッシュメモリ」の記事における「実行トレースキャッシュ」の解説
インテルのPentium4などは、インストラクション・セット・アーキテクチャ(ISA)はCISCであるが、内部でRISC的なマイクロ命令に変換し実行するアーキテクチャとなっている。単純な命令キャッシュと異なり、変換済みのマイクロ命令を再利用すれば命令デコーダの使用頻度を減らすことができる。Pentium4ではL1命令キャッシュの代わりに約12000語の命令を格納できる8 ウェイ・セット・アソシエイティブの実行トレースキャッシュが搭載されている。
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