安岡チョークとは? わかりやすく解説

安岡チョーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/15 17:27 UTC 版)

右端(1996年アトランタパラリンピック)
獲得メダル
タイ / 日本
陸上競技
パラリンピック
2004 アテネ 800m(T54)
2004 アテネ 400m (T54)
1996 アトランタ 10000m(T52-53)
2004 アテネ 400mリレー(T53-54)

安岡チョーク(やすおかチョーク、Choke Yasuoka, 1973年1月18日 - )は、タイ出身の日本の車いす陸上競技選手。本名、プラソップチョーク・クラングンPrasopchoke Klunngern[1])。アテネパラリンピック金メダリスト[要出典]リーフラス株式会社所属[2]

人物

プラチュワップキーリーカン県プラーンブリー郡の村に農家の長男として生まれた。先天的に両脚が太ももまでであったため、家ではもっぱら腕で移動し、小学校へは母親が自転車で送り迎えしていた。その後、バンコクにある全寮制の養護学校へ進学、13歳で車いす陸上を始める。1990年に初の国際大会となる大分国際車いすマラソンに出場。バルセロナパラリンピックアトランタパラリンピックシドニーパラリンピックパラリンピック3大会にタイ代表として出場し、アトランタ大会では10000メートルで銅メダルを獲得[要出典]

2001年に日本人女性と結婚し翌年来日、大分県内の医院で看護助手として勤務していたことから日本障害者スポーツ協会および国際パラリンピック委員会の特別措置[要出典]でタイ国籍を保持しながら2003年より日本選手として競技活動を開始した。アテネパラリンピックには日本代表として出場、800メートルで金メダル、400メートルで銀メダル、400メートルリレーで銅メダルを獲得した[要出典]2008年北京パラリンピックにて日本代表として出場するもメダルには及ばなかった[3]

現在[いつ?]リーフラス株式会社に所属している。

主な競技成績

1992年
バルセロナパラリンピック
400m TW4 予選敗退(第4組5位)
1996年
アトランタオリンピック
車いす10000m 3位(公開競技)
アトランタパラリンピック
10000m T52-53 3位
マラソン T52-53 5位
5000m T52-53 9位
東京車いすマラソン 優勝
2000年
シドニーパラリンピック
10000m T54 8位
1500m T54 9位
5000m T54 予選敗退(2次予選第2組11位)
2004年
アテネオリンピック
車いす1500m 6位(公開競技)
アテネパラリンピック
800m T54 優勝
400m T54 2位
400mリレー T53-54 3位(安岡チョーク・永尾嘉章寒川進副島正純
2006年
IPC陸上競技世界選手権大会 5000m 3位
バンコクマラソン(車いす部門) 優勝
大分国際車いすマラソン 3位
日本身体障害者陸上競技選手権
800m 優勝
1500m 優勝
5000m 3位
2007年
ソウル国際車いすマラソン 3位
2008年
北京パラリンピック
200m T54 予選敗退[3]
400m T54 予選敗退
800m T54 準決勝敗退[3]
1500m T54 準決勝敗退
車いすマラソン T54 13位

関連項目

参考文献

外部リンク

脚注

  1. ^ タンペンシー(在京タイ王国大使館) 2004, 「タイ人選手、パラリンピックの日本代表に」
  2. ^ パラアスリート支援 | 安岡 チョーク” (日本語). leifras.co.jp. リーフラス株式会社. 2022年11月15日閲覧。
  3. ^ a b c 北京パラリンピック 記録・成績一覧 (pdf)”. web.archive.org (2008年9月17日). 2012年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月9日閲覧。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「安岡チョーク」の関連用語

安岡チョークのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



安岡チョークのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの安岡チョーク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS