守山市立河西幼稚園とは? わかりやすく解説

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守山市立河西幼稚園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/24 01:23 UTC 版)

守山市立河西幼稚園
国公私立の別 公立学校
設置者 守山市
設立年月日 1956年
共学・別学 男女共学
所在地 524-0011
滋賀県守山市今市町25-1
プロジェクト:学校/幼稚園テンプレート
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守山市立河西幼稚園(もりやましりつ かわにしようちえん)は、滋賀県守山市今市町にある公立幼稚園守山市立河西小学校と隣接している。

概要

  • 子どもたちに古くから伝わる伝統芸能に親しんでもらおうと、毎年獅子舞を招いている。

沿革

1954年10月、当時河西村の教育委員長を務めていた順教寺の住職は、住民から保育所開設の要望を受けると、寺の茶所を開放して保育園を開設した。順教寺の山号が「江月山」であったことにちなみ、園は江月保育園と名付けられた。当初は寺のある笠原近隣の幼児約40人を保育していたが、対象を河西全般に拡大してほしいという要望が高まった。このため1955年4月には園舎を河西女子実務裁縫学校内に移し、河西保育園として開園した。しかし今度は幼稚園を希望する声があがった。1955年に河西村が守山町と合併すると、住職は守山町教育委員長に就任、1956年4月には河西保育園は廃園となり、守山町立河西幼稚園が開園することになった[1]

こうして545㎡の敷地に園舎と運動場が整備され開園、最初の園児は年少組18名、年長組94名の2年保育であった。しかし畳敷きの保育室は子供の激しい動きに耐えられず、1年ほどで床張りへの改修を余儀なくされた。また裁縫学校の間借りであったことから、しばしば園児が裁縫学校に乱入して学業を妨害した[2]。裁縫学校には定規がふんだんにあったことから、この定規を使ったチャンバラごっこが園児の間に大流行した[3]。1958年からは1年保育となり、園児数は減少した[4]

1962年には新園舎が竣工した[5]。以降、周辺では1971年に垣内団地や川中第一団地、1974年に川中第二団地、1978年に河西ニュータウンの分譲が行われ、園児数は増加していった[6]。保育室の増築も繰り返し実施された[5]。1977年にはそれまで兼任だった園長が専任となり、園長の作詞で園歌が作られたほか、園旗も制定された[7]

  • 1956年(昭和31年) - 河西保育園を幼稚園に切り替えて開園。
  • 1962年(昭和37年) - 新園舎竣工。
  • 1977年(昭和52年)6月 - 小鳥小屋設置。
  • 1986年(昭和61年)9月 - ウサギ小屋設置。
  • 1987年(昭和62年)10月 - アヒル小屋設置。
  • 1991年(平成3年)9月 - 丸太材の小鳥小屋設置。
  • 2004年(平成16年) - 新園舎を建築。

著名な卒業生

脚注

  1. ^ 守山市誌 1997, pp. 249–250.
  2. ^ 守山市誌 1997, p. 250.
  3. ^ 守山市誌 1997, p. 257.
  4. ^ 守山市誌 1997, p. 252.
  5. ^ a b 守山市誌 1997, p. 251.
  6. ^ 守山市誌 1997, pp. 252–253.
  7. ^ 守山市誌 1997, pp. 250–251, 253.
  8. ^ a b 野性爆弾 プロフィール

参考文献

  • 守山市誌編さん委員会 編「河西幼稚園」『守山市誌 教育編』守山市、1997年、249-259頁。 

関連項目

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