孤独のサヴァイヴァー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/31 02:24 UTC 版)
「孤独のサヴァイヴァー」 | ||||
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エイジア の シングル | ||||
初出アルバム『詠時感〜時へのロマン』 | ||||
B面 | Here Comes The Feeling | |||
リリース | ||||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ゲフィン | |||
作詞・作曲 | ジェフリー・ダウンズ、ジョン・ウェットン | |||
プロデュース | マイク・ストーン | |||
エイジア シングル 年表 | ||||
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「孤独のサヴァイヴァー」(Sole Survivor)は、イングランドのプログレッシブ・ロック・バンド、エイジアの曲である。ジェフリー・ダウンズとジョン・ウェットンによって書かれた、バンドの1982年の同名のデビュー・アルバム(邦題『詠時感〜時へのロマン』)の3曲目で、3枚目のシングル(日本未発売)となった。これは、アメリカのメインストリーム・ロック・チャートでトップ10に入ったエイジアの2枚目のシングルである。このシングルはドイツでも75位、イギリスで91位を記録した。
この曲は、日本のパワーメタル・バンド、ガルネリウスが、2008年のカバー・アルバム『VOICES FROM THE PAST II』でカバーした。1982年のアニメ『FUTURE WAR 198X年』のいくつかの外国版でも使用された。
2000年、この曲は風刺新聞「The Onion」で「飛行機事故の唯一の生存者は、エイジアの『唯一の生存者(孤独のサヴァイヴァー)』が頭から離れない」というタイトルの短い記事で言及された[1]。
ビルボードは「インストゥルメンタルのロック・ドラマと、ほろ苦い歌詞のミックス」と述べた[2]。
ポップマターズの評論家デニス・シンは、この曲のミュージックビデオを「めちゃくちゃ古めかしい1980年代のミュージックビデオ20」の1つと評価し、「土臭い見栄えで、ステージで話すマレットヘッドたち(知性に欠ける人々)はまるでジョー・ダート(同名映画の主人公で、みすぼらしい人物の象徴)のように見える」と述べた[3]。
収録曲
- 7インチ・シングル
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「Sole Survivor」 | |
2. | 「Here Comes the Feeling」 |
チャート
チャート(1982年) | 最高位 |
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全米メインストリーム・ロック (ビルボード) | 10 |
西ドイツ (GfK) | 75 |
脚注
出典
- ^ "Sole Survivor of Air Crash Has Asia's 'Sole Survivor' Stuck in Head"
- ^ “Top Single Picks”. Billboard. 30 October 1982. p. 66. 2023年2月7日閲覧.
- ^ Shin, Dennis (2020年11月19日). “20 '80S Music Videos That Have Aged Terribly”. PopMatters. 2023年2月5日閲覧。
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