妻折
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/10/05 14:16 UTC 版)
もともと貴人や高僧へ差し掛けるための傘を大きくした形で、人を傷つけないよう爪を折った(傘を開いた骨の先を内側に湾曲した)姿が特徴。内側には魔除けを意味する五色の糸でかがられており、糸によって骨のつながりを強化し、傘全体を支えることによって、骨の破損などの場合に貴人を傷つけることを防いでいる。北野大茶湯において丿貫が豊臣秀吉を喜ばせた傘は妻折傘。
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