女たちの島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 15:19 UTC 版)
レームノス島の女はアプロディーテーを崇拝しなかったため、女神は女たちが悪臭を発するようにした。このため男たちは妻と寝ずに、トラーキア付近から捕虜の女を連れ帰って相手とした。侮辱された女たちは、夫や父親を皆殺しにした。。このとき、トアース王の娘ヒュプシピュレーだけは父親を舟に隠して逃がした。ヒュプシピュレーは女だけになった島を女王として治めた。 イアーソーン率いるアルゴナウタイがレームノス島を訪れたとき、このままでは子孫が絶えることを憂慮した島の女たちは、彼らを歓待した。アルゴナウタイは島の女たちと寝所をともにした。ヒュプシピュレーはイアーソーンと交わり、息子のエウネーオスとネプロポノスを生んだ。
※この「女たちの島」の解説は、「ヒュプシピュレー」の解説の一部です。
「女たちの島」を含む「ヒュプシピュレー」の記事については、「ヒュプシピュレー」の概要を参照ください。
- 女たちの島のページへのリンク