大阪サイレン製作所とは? わかりやすく解説

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大阪サイレン製作所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/19 05:08 UTC 版)

株式会社大阪サイレン製作所
OSAKA SIREN Co.,LTD.
種類 株式会社
略称 大阪サイレン
本社所在地 日本
610-0311
京都府京田辺市草内操毛33-1
設立 1956年7月1日
業種 電気機器
法人番号 8130001047862
事業内容 サイレン、警光灯、車両用シャッター、 各種制御装置・表示装置 各種救助・防災・防犯装置、環境保全装置 および関連機器の製造販売
代表者 代表取締役社長 上岡幹宜
資本金 2340万2500円
売上高 15億円(2015年度) [1]
従業員数 40人[1]
主要子会社 株式会社アラーム
外部リンク http://www.siren.co.jp/
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株式会社大阪サイレン製作所(おおさかサイレンせいさくしょ)は、緊急車両(主に消防関係)に搭載されるサイレンアンプや回転灯などを製造している日本の会社。通称、大阪サイレン

事業所

  • 本社工場:京都府京田辺市草内操毛33-1

沿革

  • 1929年(昭和4年)7月1日:上岡製作所として創業。
  • 1956年(昭和31年)7月1日:株式会社大阪サイレン製作所を設立。

前身の上岡製作所は大阪市で創業[1]。株式会社設立当時は、現在の東大阪市に本社があった[1]。1998年、京田辺市に工場を設立し[1]、2011年に本社も京田辺市に移転した[1]

主な製品

  • 警光灯
  • 照明器具
  • 電子サイレン装置
  • 電子機器
  • 防災救助用品
  • 車両用アルミシャッター

緊急車両用のサイレンは、1932年に消防車用のハンドサイレンを手掛けたのが最初[1]。かつては警察・消防・救急が同じようなサイレン音を出していたが、1960年代に警察から「変わった音」の要望があり[1]、ピーポー音と呼ばれる救急車用サイレンを開発[1]。ヨーロッパの緊急車両用サイレンがヒントになっているという[1]。1970年から1972年にかけて、日本の救急車のサイレン音がピーポー音に切り替わった[1]。2017年時点で、救急車のサイレンで全国シェアの約50%、消防車のサイレンで全国シェアの60~70%を、大阪サイレン製作所が占める[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 伊藤誠 (2017年5月15日). “救急車ピーポー音、生みの親 全国のウー音変わった理由”. 朝日新聞. http://digital.asahi.com/articles/ASK4L3G5SK4LPLZB003.html 2017年5月23日閲覧。 (要登録)

関連項目

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