大木芙沙子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/07/16 09:01 UTC 版)
（おおき ふさこ、1988年[1] -）は、日本の小説家。東京都出身。日本SF作家クラブ会員[2]。
経歴・人物
2015年、法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻文芸創作研究プログラム修士課程修了[3]。2019年より駿瀬天馬名義でオンライン文芸誌「破滅派」にて活動。その後、現在名義でKaguya PlanetにてSF小説を発表。
2021年、西崎憲プロデュースのアンソロジー『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』に寄稿し、商業デビュー。2022年、同人誌『閑窓 vol.5』（閑窓社、2022年5月）掲載の「ふくらはぎ」が2022年下半期同人雑誌優秀作に選出、『文學界』2022年12月号に転載される。
作品リスト
電子書籍
- 『花を刺す』（惑星と口笛ブックス、2021年10月）
アンソロジー収録作品
- 「親を掘る」（『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』柏書房、2021年7月）収録
- 「うなぎ」（『水都眩光 幻想短篇アンソロジー』文藝春秋、2023年9月）収録
- 初出:『文學界』2023年5月号
- 「朝顔にとまる鷹」（『トウキョウ下町SFアンソロジー この中に僕たちは生きている』Kaguya Books、2024年9月）収録
雑誌掲載作品
- 小説
- 「ふくらはぎ」 - 『文學界』2022年12月号
- 「トイレットペッパー」 - 『小説すばる』2023年5月号
- 「やけにポストの多い町」 - 『S-Fマガジン』2025年2月号
- 「篝火」 - 『文學界』2025年8月号
脚注
- ^ 『文學界』2025年8月号、322頁。
- ^ “大木芙沙子 | 日本SF作家クラブ公式Webサイト”. 日本SF作家クラブ (2023年7月1日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ 修了生、大木芙沙子さんの最新作が『小説すばる』（5月号）に掲載（法政大学 文学部 日本文学科 公式ブログ 2023年6月5日）（2025年7月14日閲覧）。
外部リンク
- 大木芙沙子のページへのリンク
