大嶺酒造とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大嶺酒造の意味・解説 

大嶺酒造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 00:16 UTC 版)

大嶺酒造株式会社
Ohmine Shuzou Co.,ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本
754-0603
山口県美祢市秋芳町別府2585-2
北緯34度14分50.6秒 東経131度15分52.5秒 / 北緯34.247389度 東経131.264583度 / 34.247389; 131.264583座標: 北緯34度14分50.6秒 東経131度15分52.5秒 / 北緯34.247389度 東経131.264583度 / 34.247389; 131.264583
設立 2010年
業種 食料品
法人番号 7250001004282
事業内容 日本酒の醸造・販売
外部リンク https://www.ohmine.jp
特記事項:登記上本社住所は「山口県美祢市大嶺町奥分2505」
テンプレートを表示

大嶺酒造株式会社(おおみねしゅぞう)は、山口県美祢市に本社および醸造所を置く日本酒の蔵元。

概要

元々は1822年文政5年)創業の桶売りを主とする酒蔵であったが、経営難から1955年に蔵を閉じる。その後現在の代表者が同蔵の酒造免許を引き継ぐ形で2010年に別の酒蔵の設備を間借りして酒造を開始[1]。「酒造界のしきたりにとらわれずにおいしいお酒をつくりたい」という思いのもとに造られた日本酒は、米粒のシルエットをモチーフとした特徴的なボトルデザインも相まって評判を呼ぶ。2013年にはダボス会議での日本政府主催の晩餐会で各国首脳に「Ohmine」が振る舞われたことも注目を集めた[2]

2018年にはカフェや直売所を併設した本社および自社酒蔵を秋吉台の麓、美祢市秋芳町別府の別府弁天池近くに建設。軟水でありながらカルシウムの数値が高い別府弁天池の「弁天の湧水」と同じ水脈を仕込み水として日本酒造りを行う[1][2]

2023年、335蔵1000銘柄が参加した世界最大級の日本酒品評会「SAKE COMPETITION 2023」において「Ohmine 2粒 火入れ 山田錦」 が純米大吟醸酒部門でGOLD(第1位)を世界一に輝く[3]

2024年7月、山口県美祢市の事業所増設計画を発表。日本酒の生産量や出荷機能の向上を図るとともに、自社独自の酵母菌の研究開発をおこなうラボ機能なども備わる新蔵が完成予定[4]

代表銘柄

  • 2粒 火入れ 山田錦(精米歩合35%)
  • 3粒 火入れ 山田錦(精米歩合50%)
  • 3粒 夏のおとずれ(夏季限定品)
  • 3粒 冬のおとずれ(冬季限定品)

「夏のおとずれ」「冬のおとずれ」のボトルデザインはイラストレーターのたなかみさきによるもの[5]

脚注

  1. ^ a b やまぐちの底力 自由な発想 新しい酒”. 朝日新聞デジタル (2018年6月26日). 2025年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月22日閲覧。
  2. ^ a b 大嶺酒造の日本酒「Ohmine」の物語~常識を飛び越えて世界に羽ばたく”. FOODIE (2015年7月17日). 2025年5月22日閲覧。
  3. ^ SAKE COMPETITION 2023 GOLD 受賞酒”. SAKE COMPETITION. 2025年5月19日閲覧。
  4. ^ 大嶺酒造株式会社の事業所増設が決定しました”. 美祢市. 2025年5月19日閲覧。
  5. ^ misakinodon [@たなかみさき] (13 July 2022). “大嶺酒造の夏季限定コレクション『夏のおとずれ』のイラストを担当しました!”. Instagramより2025年5月23日閲覧.

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  大嶺酒造のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大嶺酒造」の関連用語

大嶺酒造のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大嶺酒造のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大嶺酒造 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS