大室古墳群_(長野市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大室古墳群_(長野市)の意味・解説 

大室古墳群 (長野市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 13:03 UTC 版)

大室古墳群
所在地 長野県長野市松代町大室[1]
位置 北緯36度35分34.11秒 東経138度13分40.01秒 / 北緯36.5928083度 東経138.2277806度 / 36.5928083; 138.2277806座標: 北緯36度35分34.11秒 東経138度13分40.01秒 / 北緯36.5928083度 東経138.2277806度 / 36.5928083; 138.2277806
形状 前方後円墳1基、積石塚400基など[2]
規模 約2.5km2の範囲に約500基が密集[2]
出土品 土師器須恵器・土馬[3]
築造時期 5世紀前半 - 8世紀[2]
史跡 国の史跡(大室谷支群)[2]
テンプレートを表示
大室古墳館
施設情報
所在地 長野県長野市松代町大室310
アクセス 長野ICから車で15分
大室駅から徒歩20分
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

大室古墳群(おおむろこふんぐん)は、長野県長野市松代町大室にある古墳群。国の史跡に指定されている。

約500基の古墳の中には、盛り土をした盛土墳(前方後円墳など)や土石混交合墳もあるが、八割近くが小石を積み上げて墳丘とした渡来人墓制である積石塚で、「合掌形石室」という特殊な埋葬施設である。この形は全国に40例、そのうち25例がこの古墳群に集中している。

分類

古墳群は、地形的に北山(きたやま)・大室谷(おおむろだに)・霞城(かじょう)・北谷(きただに)・金井山(かないやま)の大小5つの支群に分類される。このうち、最も規模の大きい大室谷支群が史跡指定地となっている。

大室古墳館

  • 長野県長野市松代町大室310
  • 料金 - 無料
  • 見学時間 - 9:00-17:00
  • 毎週月曜日・祝日の翌日および冬季(12月-3月)休館
  • 交通 - 長電バス屋代須坂線「大室駅」バス停下車徒歩約20分、上信越自動車道長野ICから約20分

参考画像

文化財

国の史跡

  • 大室古墳群 - 1997年(平成9年)7月28日指定[4]

関連項目

脚注

  1. ^ 長野市教育委員会文化財課「大室古墳群の保存整備」2011年10月1日更新、2013年8月21日閲覧。座標は「電子国土ポータル」にて「大室古墳群」をキーワードに検索して得た[1](2013年8月21日閲覧)。
  2. ^ a b c d 文化遺産データベース」2013年8月21日閲覧。
  3. ^ 長野市教育委員会文化財課「古墳あれこれ」2011年12月8日更新、2013年8月21日閲覧。
  4. ^ 大室古墳群 - 国指定文化財等データベース(文化庁

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大室古墳群_(長野市)」の関連用語

大室古墳群_(長野市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大室古墳群_(長野市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大室古墳群 (長野市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS