夜想曲第16番 (ショパン)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 夜想曲第16番 (ショパン)の意味・解説 

夜想曲第16番 (ショパン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/18 13:28 UTC 版)

夜想曲第16番 変ホ長調 作品55-2

夜想曲第16番 変ホ長調 作品55-2 は、フレデリック・ショパン1843年に作曲、翌年出版されたピアノのための夜想曲。献呈先は作品55-1と同様に弟子のジェーン・ウィルヘルミナ・スターリング嬢。

構成

変ホ長調アンダンテソステヌート、8分の12拍子

ロンド形式に近いが非常に自由な展開で、冒頭は変ロ音からトリルのついた音の単旋律。左手は音域の広いショパン特有の伴奏。展開部も再現部もなくまた転調もあまりに頻繁で、主調に回帰する繰り返しがロンド形式に近いというだけである。

このため単純な繰り返しにならないように5連符を導入したり右手の重音トリルを組み合わせている。また最後は ff で終わらせ、意表をついている。最後の和音に付けられた"<"は、ピアノでは不可能なクレッシェンドではなく音楽的なアクセントと考えられている。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「夜想曲第16番 (ショパン)」の関連用語

夜想曲第16番 (ショパン)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



夜想曲第16番 (ショパン)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの夜想曲第16番 (ショパン) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS