夜想曲第10番_(ショパン)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 夜想曲第10番_(ショパン)の意味・解説 

夜想曲第10番 (ショパン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 04:00 UTC 版)

夜想曲第10番 変イ長調 作品32-2 は、フレデリック・ショパン1837年に作曲したピアノのための夜想曲作品32-1と共にカミーユ・ド・ビルリング男爵夫人に献呈された。バレエ音楽レ・シルフィード」の中でも登場することで知られる。

構成

冒頭部分

変イ長調レント、4分の4拍子三部形式

序奏に主和音 - 下属調変ニ長調アルペッジョが用いられ、コラール風の落ち着いた曲想。中声に半音階を使っている。主題は3連符に乗った簡単なもので、形式的には4拍子だがワルツに近い。

ヘ短調アジタート、8分の12拍子。

中間部は同じ音形が嬰ヘ短調で繰り返されて、劇的な情熱[1]が奏でられる。再び主題部の穏やかなワルツの部分が現れ、序奏が再度使われる。

脚注

  1. ^ 『ショパン:夜想曲全集』を参照せよ。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「夜想曲第10番_(ショパン)」の関連用語

夜想曲第10番_(ショパン)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



夜想曲第10番_(ショパン)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの夜想曲第10番 (ショパン) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS