多田稔とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 多田稔の意味・解説 

多田稔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/01 23:36 UTC 版)

多田 稔(ただ みのる、1931年 - )は、米文学者大谷大学名誉教授。専門は19世紀後半~20世紀前半の英米作家研究。

多田 稔 ただ みのる
人物情報
生誕 1931年(93 - 94歳)
日本広島県広島市
国籍 日本
出身校 京都大学文学部
京都大学大学院文学研究科
セントオラフ大学大学院
学問
研究分野 近現代英米文学
研究機関 明石工業高等専門学校
京都工芸繊維大学
大谷大学
帯広大谷短期大学
学位 Ph.D.(セントオラフ大学)
学会 東京ラスキン協会
日本ソロー学会
東西宗教交流学会
国際真宗学会
アメリカ文学会
IASAIL JAPAN
日本イエーツ協会
国際応用言語学会
William Morris Society
大学英語教育学会
日本英文学会
テンプレートを表示

経歴

1931年、広島市生まれ。旧制山口県立徳山中学校を卒業し、旧制第六高等学校へ進む。その後京都大学文学部英文科へ進学し、1954年に卒業。

卒業後は京都府立嵯峨野高等学校教諭、明石工業高等専門学校助教授、1966年からは京都工芸繊維大学助教授、1971年同大学教授。セントオラフ大学人文学博士を授与される。1984年より大谷大学教授、1987年文学研究科長、2002年帯広大谷短期大学学長。2008年退任。

著書

  • 『仏教東漸 ― 太平洋を渡った仏教』(禅文化研究所、1990年)
  • ウィリアム・モリス』(講談社、1990年

テキスト 

  • 『ユーモアで理解するアメリカ文化【英語】』(金星堂、1989年)

翻訳

  • デュラント『世界の歴史 第11巻 暗黒の中世ヨーロッパ』島田美穂,島村力共訳 日本ブック・クラブ, 1968
  • デュラント『世界の歴史 第22巻 科学と哲学のひろがり』駒沢英政共訳 日本ブック・クラブ、1969
  • W.&A.デュラント『世界の歴史 第26巻 産業革命前のイングランド』増野正衛共訳 日本ブック・クラブ, 1969
  • ハーバート・リード『若い画家への手紙』増田正衛共訳 新潮社 1971
  • ハーバート・リード『今日の美術』増田正衛共訳 新潮社 1973
  • デイヴィッド・ロックフェラー『第二次アメリカ革命-高度産業社会から人間主義社会へ』(英宝社、1975年)
  • リンダ・パリー『ウィリアム・モリスのテキスタイル』藤井治彦共訳(岩崎美術社、1988年
  • ジョージ・メレディス『リチャード・フィーバレルの試練』桂文子共訳(英潮社フェニックス、1993年)
  • メアリ・M. コラム『伝統と始祖たち 近代文学を造った諸思想』増田正衛共訳 あぽろん社 1994
  • リンダ・パリー編『ウィリアム・モリス 決定版』監修 河出書房新社 1998
  • サイモン・ウィルソン『イギリス美術史 美術名著選書』(岩崎美術社、2001年)
  • アンドレ・L・サイモン『シェイクスピアのワイン』(丸善出版、2002年)
  • ジャック・C.リチャーズ編 ジョー・アン・エイバソールド, メアリ・リー・フィールド『読みの学習者から読みの教師へ 第2言語(英語)教育の問題点とその術策』ケンブリッジ言語教育シリーズ 監修・監訳 石野はるみほか訳 英宝社, 2010

論文

  • オックス運動、ジョージ・メレデイウス、ウイリアム・モリス、ハバード・リードなどに関する論文

 所属学会

京大英文学会(評議員歴任), 日本英文学会, 大学英語教育学会(関西支部長歴任), William Morris Sociely(ロンドン)(終身会員), 国際応用言語学会日本イエーツ協会, IASAIL JAPAN-アングロアイリッシュ協会アメリカ文学会, 国際真宗学会(評議員歴任), 東西宗教交流学会, 日本ソロー学会, 東京ラスキン協会 他

参考文献

外部リンク

先代
西尾京雄
帯広大谷短期大学学長
2002年 - 2008年
次代
中川皓三郎



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「多田稔」の関連用語

多田稔のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



多田稔のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの多田稔 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS