多座配位子とは? わかりやすく解説

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たざ‐はいいし〔‐ハイヰシ〕【多座配位子】

読み方:たざはいいし

配位子のうち、二つ上の配位部位をもつもの。配位する原子の数によって、二座配位子三座配位子四座配位子などとよぶ。


多座配位子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 19:46 UTC 版)

多座配位子(たざはいいし、英語:multidentate ligand)とは、1分子で2箇所以上に孤立電子対を有しており、金属イオンなどと2箇所以上で配位結合できる箇所を有した化合物である。なお、多座配位子が金属イオンを結合して作った錯体が、キレート化合物英語版である。これに対して、1分子から1箇所しか配位結合する場所を持たない配位子は、単座配位子(たんざはいいし、英語:monodentate ligand)と呼称する。


  1. ^ a b 重信 弘毅・石井 邦雄(編集)『パートナー薬理学』 p.404 南江堂 2007年4月15日発行 ISBN 978-4-524-40223-6
  2. ^ 谷村 顕雄 『食品添加物の実際知識(第4版)』 p.60 東洋経済新報社 1992年4月16日発行 ISBN 4-492-08349-9
  3. ^ 重信 弘毅・石井 邦雄(編集)『パートナー薬理学』 p.405 南江堂 2007年4月15日発行 ISBN 978-4-524-40223-6


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