外側翼突筋下頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/25 12:38 UTC 版)
外側翼突筋下頭は、蝶形骨翼状突起外側板外面に起始し、後上方および外側に向かい、おもに下顎頭頸部に停止している。左右の外側翼突筋下頭が同時に収縮すると、下顎頭は関節結節の下方に牽引され、下顎骨は前突する。一側が収縮すると同側の下顎頭の内側回転運動が生じ、反対側の下顎骨の側方運動を生じる。外側翼突筋が下顎下制筋とともに機能すると下顎骨は下降し、下顎骨は関節結節に沿って前下方に滑走する。
※この「外側翼突筋下頭」の解説は、「外側翼突筋」の解説の一部です。
「外側翼突筋下頭」を含む「外側翼突筋」の記事については、「外側翼突筋」の概要を参照ください。
- 外側翼突筋下頭のページへのリンク