夕陽庵(せきようあん) (2013年)
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「幻坂」の記事における「夕陽庵(せきようあん) (2013年)」の解説
建長8年春、式部省の散位寮で分番を務める従七位下のさる男が、熊野詣のため難波入りし、四天王寺を参拝後、大江神社の杜のあたりの見晴らしの良い崖の先の庵を訪れる。そこは亡き藤原家隆がかつて住んでいた「夕陽庵」で、男の目的地であった。男は庵の世話をする老爺から生前の家隆のたたずまいや往生の様子を語り聞く。さらに老爺は、家隆の死後、数人の者が空き家となったはずの草庵で家隆の姿を見かけたと語る。
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