夏の嵐 (テレビドラマ 1989年)とは? わかりやすく解説

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夏の嵐 (テレビドラマ 1989年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/06/07 12:01 UTC 版)

夏の嵐』(なつのあらし)は、1989年平成元年)に放送された東海テレビ泉放送制作が制作した昼ドラ7月3日から10月6日までの毎週月曜日 - 金曜日の午後1時30分から放送。全70話。

1986年の『愛の嵐』、1988年の『華の嵐』と併せ“嵐三部作”を形成した。

前年の『華の嵐』とほぼ同様のキャストで、ストーリーや展開も『華の嵐』そっくりである。このドラマで共演した高木美保渡辺裕之ゴールデンコンビと呼ばれた。

東海テレビ昼ドラはこの作品以降すべてステレオ放送になった。

目次

あらすじ

昭和初期から戦後まもなくの時代を舞台に、華族と平民の愛と激動を描いた作品。

巡査を父に持つ結城一馬は、男爵で海軍軍人の南部雅春の身代わりになって殉職した父の仇として南部家に恨みを抱いて成長した。 苦学して入学した城北大学・剣道部の親友にして後輩の氏家の婚約者として現れた南部男爵の娘・峰子と出会う。

南部を憎む一馬と、海軍中将・南部男爵家を誇りに思う峰子は激しく対立するが、暴漢に襲われた峰子を一馬が救った事から、二人の距離は接近。激しく惹かれ合いながらも、憎しみ合うこともやめられない二人。しかし時代は第二次世界大戦へとなだれ込む。


一馬が峰子を爆撃から守っていた時、一馬の母が空襲で亡くなってしまう。絶望の一馬は、父に続き、母までも南部のために失ったと峰子の愛を拒絶する。 折しも出征していた氏家が帰還。休暇の間に仮祝言を望まれ、失意の峰子は氏家の妻として生きる決意を定める。 しかし仮祝言の日、再び氏家が出征。工学部の学生として徴兵免除されていた一馬もまた、自ら志願して海軍に入隊する。


戦局はますます厳しくなり、沖縄戦線に赴いていた氏家が戦死する。次いで、一馬もまた海の特攻・震洋隊の一人として攻撃に出る。 出撃の前夜、峰子は喪服のまま、震洋の基地のある高知へ走る。その夜二人は恩讐を越えて結ばれる。 翌朝、一馬の出撃を見送った峰子は高知の海で自殺を謀ったが、一馬の形見のマフラーが目印となり漁船に救出されてしまう。


そして日本は終戦の日を迎える……。

キャスト

男爵令嬢。実際は父男爵とは血が繋がっておらず、実父は教師で峰子誕生前に死去。本人はその事を知らず誇り高く成長する。南部を憎む一馬と出会い、反発しながらもやがて愛し合うようになる。


城北大学工学部の学生。南部男爵襲撃事件の際、巡査の父が殉職。以来、母一人子一人。そのため南部家に激しい恨みを抱いて成長する。剣道の名手。母を守るため、徴兵免除の工学部を選んで進学するが、友の出征を見送るうち、自ら志願して入隊。峰子の兄・忠彦の部下になったことで、海の特攻・震洋隊へ送り込まれてしまう。


雅春の長男。海軍大尉。日本人としての誇りを至上のものとしている。血の繋がらない妹の峰子を密かに愛し、一馬を激しく憎む。戦後、軍が解体されると生きる望みを失い身を持ち崩す。


忠彦と峰子の父。男爵にして海軍中将。一馬の父の事件はやむない事としているが、その事で一馬の精神が捻れる事を深く危惧している。戦後は戦争責任を果たすべく生きて帰国。罪には問われることはなかったが自決する。


南部雅春の後妻。初婚の相手は教師だったが、峰子誕生前に他界。商家の生まれで涙もろく、ショックを受けやすい。義理の息子の忠彦は軍人の妻として不足を感じている。


峰子の婚約者で一馬の剣道部の後輩。峰子との仮祝言直前に沖縄戦線にて戦死。


結城家の菩提寺の住職。広く深い慈愛の持ち主。一馬と峰子の良き理解者。


結城家の隣家の少女。一馬を「おにいちゃん」と呼んで慕う。母とは空襲で死別、父は戦争裁判で死刑に。天涯孤独の身の上となり、アメリカ兵相手の街娼(パンパン)まで身を落とす。


スタッフ

  • 原作:下飯坂菊馬
  • 脚本:下飯坂菊馬、高山由紀子、福原真之、林誠人、鶴島光重
  • 演出:福田真治、花堂純次、福田誠
  • 企画:出原弘之
  • プロデューサー:福田真治、平野一夫
  • 音楽:奥慶一
  • テーマ音楽演奏:G-クレフ
  • 技術協力:バスク
  • スタジオ:国際放映ビデオスタジオ(現:TMC-1
  • 制作:東海テレビ、泉放送制作

テーマ曲

  • 『夏の嵐』のテーマ
演奏:G-クレフ(THEME from THE SUMMER STORM)
東海テレビ制作 昼ドラ
前番組 番組名 次番組
砂の家
(1989.4.3 - 1989.6.30)
夏の嵐
(1989.7.3 - 1989.10.6)
いとしの婿どの
(1989.10.9 - 1989.12.29)



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