塩谷賢とは? わかりやすく解説

塩谷賢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/22 01:06 UTC 版)

塩谷賢
時代 現代哲学
地域 日本
研究分野 科学哲学、時間論
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塩谷 賢(しおたに けん、1962年9月27日 - )は、日本の哲学者。専門は科学哲学、時間論[1]

神奈川県立厚木高等学校を経て東京大学理学部数学科卒。厚生省(当時)に勤務したのち、東京大学大学院総合文化研究科(科学史科学哲学専攻)に進学、廣松渉に師事した。同大学博士課程単位取得退学[2]

日本学術振興会研究員、千葉大学リサーチアソシエイトなどを経て、法政大学(「科学哲学」[3])、早稲田大学(「哲学表現基礎論」[4])非常勤講師を務めるほか、中島義道が主宰する哲学塾カントでも教壇に立つ[5]。早稲田大学郡司ペギオ幸夫研究室セミナー係[6]。日本ホワイトヘッド・プロセス学会会計監事[7]

著作

論文・書評

翻訳

  • オットー・レスラー「インターフェイスの秘密」、『現代思想』24(11)、339-346頁、青土社、1996年9月。
  • ジョン・ショッター「実践から見たウィトゲンシュタイン――「理論に至る道」から「社会的詩」へ」、『現代思想』26(1)、231-243頁、青土社、1998年1月。
  • デイヴィド・ヒュー・メラー「われわれの生の時間(時間・運動・生成)」、『思想』 (966)、5-21頁、岩波書店、2004年10月。
  • ロバート・フォグリン著、野矢茂樹、村上祐子、塩谷賢訳『理性はどうしたって綱渡りです』春秋社、2005年
  • ジョン・W・ドーソン著、村上祐子、塩谷賢訳『ロジカル・ディレンマ――ゲーデルの生涯と不完全性定理』新曜社、2006年

脚注

  1. ^ ハードトーク・知と愛 s1e13『時間について』 featuring 塩谷賢 相澤洋二先生乱入!”. Ken Mogi. 2019年8月7日閲覧。
  2. ^ 『ロジカル・ディレンマ ゲーデルの生涯と不完全性定理』”. ジョン・W.ドーソンJr/著、村上祐子・塩谷賢訳. 2019年8月7日閲覧。
  3. ^ 「茂木健一郎クオリア日記」”. 茂木健一郎. 2019年8月7日閲覧。
  4. ^ シラバス詳細照会”. Waseda University 2006-2019. 2019年8月7日閲覧。
  5. ^ 哲学塾カント”. 中島義道. 2019年8月7日閲覧。
  6. ^ 研究室メンバー”. 郡司ペギオ幸夫. 2019年8月7日閲覧。
  7. ^ 日本ホワイトヘッド・プロセス学会趣意書”. 日本ホワイトヘッド・プロセス学会. 2019年8月7日閲覧。

関連項目

外部リンク





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