堀池雅夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/04 05:28 UTC 版)
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ほりいけ まさお
堀池 雅夫 |
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生誕 | 1951年(71 - 72歳) 静岡県 |
国籍 | ![]() |
職業 | 紀州松煙煤職人・水墨画家 |
活動期間 | 1986年 - |
著名な実績 |
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堀池 雅夫(ほりいけ まさお、Masao Horiike、1951年〈昭和26年〉 - )は、日本の紀州松煙煤職人・水墨画家。江戸時代の1842年以降途絶えてしまった松煙を復活させた現在日本で唯一の松煙煤職人。水墨画家[1]。
人物・略歴
静岡県で育つ。和歌山県田辺市に「紀州松煙」工房を構え、江戸時代より紀州に伝えられてきた障子焚方式で松煙を採煙している。その伝統的工法を守りながら採煙し、純松煙(松煙100%)で製墨までを行う[2]。
平成10年には、日本で初めての色墨となる「彩煙墨」を開発、発表。透明感ある色合いと、美しい滲みが評判となり家庭画報の通販サイトにて販売されたことをきっかけに、現在は高島屋をはじめとする日本各地の百貨店の伝統工芸催事に呼ばれ店頭販売も行っている。堀池氏の松煙墨、彩煙墨は墨工房「紀州松煙」のHPで購入できる他、高島屋オンラインショップや、和歌山県田辺市のふるさと納税返礼品としても購入できる。
煤職人でありながら水墨画画家としても活動しており、水墨画教室も開催している。
2022年に令和4年度 和歌山県名匠表彰受賞[3]。
脚注
参考
- NHK美の壺
- 「書斎の極上品」 小学館文庫
- 「日本の美再発見」 NHK
- 「にっぽん 焚火紀行」NHK BS2
- 「日本の知恵」 遠藤ケイ著 小学館
- 「天然素材の生活道具」 かくまつとむ著 小学館
- 「書百話」 榊莫山著 毎日新聞社
- 雑誌「墨」 -墨スペシャル- 芸術新聞社
- 雑誌「水墨画塾」
- 和歌山県広報誌「連」
- ほうぼわかやま
- 墨の文化史 概説 綿谷 正之
外部リンク
- 堀池雅夫のページへのリンク