埋れた青春
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 00:03 UTC 版)
| 埋れた青春 | |
|---|---|
| L'Affaire Maurizius | |
| 監督 | ジュリアン・デュヴィヴィエ | 
| 脚本 | ジュリアン・デュヴィヴィエ | 
| 原作 | ヤーコプ・ヴァッサーマン | 
| 製作 | アンリ・デューチュメイステル | 
| 出演者 |  ダニエル・ジェラン マドレーヌ・ロバンソン エレオノラ・ロッシ=ドラゴ アントン・ウォルブルック シャルル・ヴァネル  | 
    
| 音楽 |  ジョルジュ・ヴァン・パリス ピエール・ラリュー  | 
    
| 撮影 | ロベール・ル・フェーヴル | 
| 編集 | マルト・ポンサン | 
| 製作会社 |  フランコ・ロンドン・フィルムS.A. ジョリー・フィルム  | 
    
| 配給 |   | 
    
| 公開 |   | 
    
| 上映時間 | 110分 | 
| 製作国 |   | 
    
| 言語 | フランス語 | 
『埋れた青春』(うずもれたせいしゅん、原題:L'Affaire Maurizius)は、1954年に製作・公開されたフランスの映画である。ドイツ出身であるヤーコプ・ヴァッサーマンの小説を基にジュリアン・デュヴィヴィエが監督、ダニエル・ジェランが主演した。「法廷もの」に分類される恋愛映画である。1955年に催行された第29回キネマ旬報ベストテンにおいて、外国映画部門で第4位に選出された[1]。
あらすじ
スイスのベルンに住む16歳のエツェル(ジャック・シャバッソール)は学校の帰り道で、1人の老年の男性(ドニ・ディネス)に後をつけられる様になった。その後、その男性が執拗に付き纏う様になり、とうとう家まで押しかけてくる。その男性は「モリジウス」と名乗り、エツェルの父親である検事・ヴォルフ(シャルル・ヴァネル)に息子の再審上告書を持ってきたのであった。この名についてエツェルは父親や使用人に尋ねるが、誰も答えてはくれなかった。ある日、エツェルは父方の祖母の家に遊びに行き、祖母にこの名について尋ねてみると、祖母はエツェルが生まれる以前の今から18年前に起こった事件の裁判について語り始めた…。
主な出演者
- ダニエル・ジェラン : レオナール・モリジウス
 - マドレーヌ・ロバンソン: エリザベット・モリジウス
 - エレオノラ・ロッシ=ドラゴ : アンナ・ハーン
 - アントン・ウォルブルック : グレゴワール・ヴァレム
 - シャルル・ヴァネル : ヴォルフ・アンデルガスト
 - ベルテ・ボオビィ: 父方の祖母
 - ドニ・ディネス : ピエール・ポール・モリジウス
 - ジャック・シャバッソール : エツェル・アンデルガスト
 - パオラ・ボルボーニ : ボビケ夫人
 
スタッフ
- 監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
 - 製作:アンリ・デューチュメイステル
 - 原作:ヤコブ・ワッセルマン
 - 脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ
 - 音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス、ピエール・ラリュー
 - 撮影:ロベール・ル・フェーヴル
 - 編集:マルト・ポンサン
 - 美術:マックス・ドゥーイ
 - 衣裳:ロジーヌ・デ・ラ・メア
 
受賞とノミネート
| 映画祭・賞 | 部門 | 候補者 | 結果 | 
|---|---|---|---|
| 第8回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭[2] | 主演男優賞 | シャルル・ヴァネル | 受賞 | 
脚注
- ^ “1955年度キネマ旬報ベストテン”. 2014年2月1日閲覧。
 - ^ “8th Karlovy Vary IFF”. 2014年2月1日閲覧。
 
関連項目
外部リンク
- 埋れた青春 - allcinema
 - 埋れた青春 - KINENOTE
 - L'Affaire Maurizius - オールムービー(英語)
 - L'Affaire Maurizius - IMDb(英語)
 
固有名詞の分類
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