地蔵院 (宇治市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 地蔵院 (宇治市)の意味・解説 

地蔵院 (宇治市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/14 06:07 UTC 版)

地蔵院
所在地 京都府宇治市白川川上リ谷73
山号 朝日山
院号 地蔵院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 弘治年間(1555年1558年
開山 長柱
法人番号 2130005006969
テンプレートを表示

地蔵院(じぞういん)は、京都府宇治市にある浄土宗の寺院。山号は朝日山。本尊は阿弥陀如来

歴史

この寺は、戦国時代弘治年間(1555年1558年)長柱によって創建されたという。

なお、この寺には寺の南にある白山神社付近にあった白川金色院(しらかわこんじきいん)にあった仏像を所蔵している。金色院は1102年康和4年)後冷泉天皇皇后藤原寛子が建立した寺とされるが、明治初年に廃絶した寺である。

文化財

重要文化財
  • 木造阿弥陀如来立像(本尊) - 平安時代後期
  • 木造観世音菩薩坐像 - 平安時代後期。片膝を立て、両手で蓮台(亡者を迎え取るためのもの)を捧げる観音像で、もとは単独像でなく阿弥陀三尊像の脇侍として作られたものと推定される。
  • 銅造阿弥陀如来及び脇侍像 2躯 - 奈良時代。阿弥陀三尊像として作られたものだが、右脇侍像(向かって左)は失われている。
  • 銅造阿閦如来立像 - 奈良時代
  • 銅造釈迦如来坐像 - 平安時代前期
  • 銅造大威徳明王像 - 平安時代後期
  • 板彫両界曼荼羅 2面 - 平安時代後期

上記のうち銅造阿閦如来立像、銅造釈迦如来坐像、銅造大威徳明王像は1991年5月10日に盗難に遭っている。他の4件は京都国立博物館に寄託。

所在地

  • 京都府宇治市白川川上リ谷73

外部リンク

座標: 北緯34度52分44.7秒 東経135度48分41.8秒 / 北緯34.879083度 東経135.811611度 / 34.879083; 135.811611




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「地蔵院 (宇治市)」の関連用語

地蔵院 (宇治市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



地蔵院 (宇治市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの地蔵院 (宇治市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS