地方予選大会優勝翌日に突然の辞任表明
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「森下知幸」の記事における「地方予選大会優勝翌日に突然の辞任表明」の解説
2016年7月27日、森下が率いる常葉学園菊川高等学校野球部は第98回全国高等学校野球選手権大会の地方予選大会の一つである静岡大会にて優勝を果たし、全国大会出場の権利を勝ち取った。しかし、その翌日午前、監督を同年7月末日で辞任すると突如発表したことから、大きな混乱を招いた。 もともと静岡大会前には既に7月末日の辞任を決意していたが、野球部に伝えたのは静岡大会優勝翌日の7月28日午前になってからであった。そのため、辞任すると突然聞かされた選手は強い衝撃を受け、中には泣き出す者も散見された。なお、辞任理由については、自身と妻の体調不良、および、静岡県東部の自宅に戻りたいこと、などを挙げていた。しかし、7月28日午後になると、日本高等学校野球連盟から「県、全国と続く一つの大会中での交代は教育的にも道義的にも認められない」と指摘され、監督残留を説得されるなど、連盟を巻き込む騒動となった。その結果、7月28日夕方に緊急会見を開き「まずは選手におわびをしたい」と謝罪したうえで、7月末日での辞任は撤回し、全国大会までは指揮を執ると表明した。
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