四條畷市歌「いま ここに」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/11 04:20 UTC 版)
四條畷市歌「いま ここに」 | |
---|---|
|
|
作詞 | 金堀則夫 島田陽子(補作) |
作曲 | キダ・タロー |
採用時期 | 1990年7月1日[1] |
言語 | 日本語 |
四條畷市歌「いま ここに」(しじょうなわてしか いま ここに)は、日本の大阪府四條畷市が制定した市歌である。作詞は金堀則夫、補作詞は島田陽子、作曲はキダ・タロー。
解説
映像外部リンク | |
---|---|
![]() |
1970年(昭和45年)に市制を施行した四條畷市では、昭和末期の時点で大阪府内のほとんどの市が市歌を制定していた中で隣接する交野市や大東市と共に市歌を持たない状態であった[2][注 1]。
1990年(平成2年)に市制施行20周年記念事業として歌詞の懸賞募集を実施し[1]、詩人の金堀紀夫による応募作が島田陽子による補作を経て採用された。作曲はコマーシャルソングの名手として知られるキダ・タローに依頼されたものだが、キダは「桜井の別れ」の故事で知られ四條畷神社に「小楠公」として祀られている楠木正行の存在から当地に思い入れがあり[3]、市歌の作曲依頼を快諾したとされる[4]。
四條畷市役所では始業・終業時に庁内放送で市歌を演奏しており、正午には防災無線を通じて1番を流している[1][4]。
参考文献
- 坂道夫「大阪府下各市の市歌」(『大阪春秋』第38号、1983年), pp134-141
- 中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌』(東京堂出版、2012年) ISBN 978-4-490-20803-0
脚注
注釈
- ^ 交野市と大東市は四條畷市の市歌制定から11年後の2001年(平成13年)に「交野市歌」と「大東市民のうた」をそれぞれ制定しており、現在は府内の全33市で市歌が出揃っている。
出典
- ^ a b c 中山(2012), pp286-287
- ^ 坂(1983), p141
- ^ “市民から親しまれる四條畷市歌「いま ここに」”. OSAKA NOSTALSIC SOUND TRIP. ノース・ヒル. 2025年3月11日閲覧。
- ^ a b ““浪花のモーツァルト”作曲家 キダ・タローさん死去 93歳”. NHK NEWS WEB (NHK大阪放送局) 2025年3月11日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 四條畷市歌「いま_ここに」のページへのリンク