四季めぐり号とは? わかりやすく解説

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四季めぐり号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/09 15:13 UTC 版)

四季めぐり号
四季めぐり号(2014年2月撮影)
二重交通時代の車両(トヨタ・ハイエース
運行開始 2012年4月2日
自治体 神奈川県横浜市旭区
委託事業者 ヒノデ第一交通(保土ヶ谷営業所)
登録番号 横浜ナンバー
所管系統数 2
外部リンク コミュニティバス「四季めぐり号」
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四季めぐり号(しきめぐりごう)は、神奈川県横浜市旭区内で運行されるコミュニティバス

隣接する横浜市泉区のコミュニティバス「Eバス」と類似した運行形態を採っており、運行主体は横浜市ではなく民間事業者で、ヒノデ第一交通(保土ヶ谷営業所)が主体となり運行する。

沿革

  • 2012年4月2日[要出典] - 乗合タクシーとして試験運行を開始。
    • 試験運行に際しては引き受ける交通事業者が現れなかったため、二俣川駅周辺で初めて設立されたタクシー事業者である二重交通株式会社(ふたえこうつう)が名乗りを上げた[1]。当時の二重交通本社は二俣川駅前にあり[1][2]、運行開始時の「四季めぐり号」は二俣川駅と鶴ヶ峰駅を結ぶ路線であった[1]
  • 2012年06月11日 - ダイヤおよび運行形態を変更。
    • 親睦会西停留所・親睦会東停留所を新設。
    • 夕方の時間帯に、二俣川駅前→ふたえ交通前線を新設。
    • 厚木街道以北の地域でフリー降車区間を設ける。
  • 2013年04月01日 - 路線バスとなる。それに伴う新車導入により、定員が9名から13名へ増加。
  • 2017年~2018年頃 - 二俣川駅前のビジネスホテル誘致のため(後述)、二重交通本社の移転計画が浮上する[1]
  • 2018年10月15日 - 本社移転計画に伴い、二重交通が「四季めぐり号」の運行継続を断念したため、いったん路線廃止となる。
  • 2019年04月26日 - 二重交通本社が横浜市瀬谷区三ツ境三ツ境駅南口)へ移転[3]
  • 2019年06月03日 - 第一交通産業グループのヒノデ第一交通(保土ヶ谷営業所)が、トヨタ・ハイエース(9人乗り)を使用し、新路線にて運行再開。
  • 2023年04月28日 - 二俣川駅前の旧二重交通本社ビル跡地(旧「ふたえ交通前」停留所)に、東横イン二俣川北口が開館[1]

運行内容

運行事業者

  • 運行事業者 - ヒノデ第一交通(保土ヶ谷営業所)
  • 過去の運行事業者 - 二重交通株式会社
    • 法人番号:4020001005554[3]
    • 当時の所在地:横浜市旭区本村町26番地7[2]
    • 本社は2019年4月に二俣川駅前から瀬谷区(三ツ境駅南口)へ移転[3]、旧本社跡地には、東横イン二俣川北口が建設された[1]。この本社移転は、二俣川にある神奈川県立がんセンター関係者から「駅周辺にホテルがなく、遠方から来る患者家族の宿泊施設がない」との話を聞き、二重交通が病院に協力する形で、自ら駅前の本社ビルを移転してホテルを誘致したもの[1]

運賃

路線

現行路線

二俣川駅と旭中央地区の四季美台今川町を結ぶラケット形循環路線である。午前と午後で循環方向が逆回りになる。平日のみ運行。

  • (二俣川駅前 → 郵便局前 → )明治牛乳前[注釈 1] → 四季美の丘 → 自動車学校前[注釈 2] → 第二公園前 → 親睦会山頂 → ライスアサヒ前 → 二俣川駅前
    午前に運行される反時計回りの路線。2便目を除き、明治牛乳前始発で運行される。
  • 二俣川駅前 → ライスアサヒ前 → 親睦会山頂 → 第二公園前 → 自動車学校前 → 四季美の丘 → 明治牛乳前 → 郵便局前 → 二俣川駅前
    午後に運行される時計回りの路線。

廃止路線(二重交通時代)

運行開始当初は、二俣川駅と鶴ヶ峰駅を結ぶ路線であった[1]

  • 二俣川駅前 → 郵便局前 → 親睦会西 → 親睦会中腹 → 親睦会東 → 第二公園前 → 明治牛乳前 → 四季美マート前[注釈 3]スーパー三和[注釈 4]
  • スーパー三和 → 明治牛乳前 → 第二公園前 → 親睦会東 →親睦会中腹 → 親睦会西 → 郵便局前 → ふたえ交通前[注釈 5]
  • 二俣川駅前 → 郵便局前 → 親睦会西 → 親睦会中腹 → 親睦会東 → 第二公園前 → 明治牛乳前 → 四季美マート前 → 郵便局前 → ふたえ交通前(夕方のみ)
    二俣川駅と旭中央地区を結ぶ路線。旭中央地区から二俣川駅へ向かう便の終点は、二俣川駅前停留所でなく、ふたえ交通前停留所となっていた。
    平日夕方に運行される、通称「循環便」と呼ばれる最終便および最終の1本前の便は、スーパー三和停留所へは向かわず、四季美マート前からふたえ交通前(二俣川駅)方面へ向かう経路をとっていた。四季美マート前停留所はスーパー三和行きとは異なる場所に設置されていた。

車両

  • 現行車両:トヨタ・ハイエース - ヒノデ第一交通の車両
  • 過去の車両:トヨタ・ハイエース - 二重交通の車両

脚注

注釈

  1. ^ 明治牛乳 旭宅配センター[5]
  2. ^ 二俣川自動車学校[6]
  3. ^ 閉店済み、有限会社四季美マートは2017年に清算結了[7]
  4. ^ 三和鶴ヶ峰店、2024年1月28日閉店。
  5. ^ 二重交通株式会社本社営業所(当時)。

出典

  1. ^ a b c d e f g h “亡き先代の思い、結実 二重(ふたえ)交通旧本社跡にホテル開業”. タウンニュース旭区版. (2023年5月11日). https://www.townnews.co.jp/0105/2023/05/11/677559.html 
  2. ^ a b 二重交通株式会社 本社営業所”. 一般社団法人 神奈川県タクシー協会. 2024年6月11日閲覧。
  3. ^ a b c 二重交通株式会社の情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2024年6月11日閲覧。
  4. ^ ヒノデ第一交通 保土ヶ谷営業所”. 一般社団法人 神奈川県タクシー協会. 2024年6月11日閲覧。
  5. ^ 明治牛乳 旭宅配センター
  6. ^ 二俣川自動車学校
  7. ^ 法人プロフィール - 有限会社四季美マート(閉鎖)”. gbizINFO、経済産業省. 2024年6月11日閲覧。

関連項目

外部リンク




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