問題点と変種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/07 20:26 UTC 版)
IAST では、ドット符号を ṭ ḍ ではそり舌音のために用い、ṛ ḷ では音節形成的な子音のために用いている。しかし、ヴェーダ語やパーリ語ではそり舌の [ ɭ ] があらわれ、現代語にはそり舌の r [ ɽ ] を持つ言語が多い。このため ṛ ḷ はそり舌音のために用い、音節形成的な子音のためには r̥ l̥ のようにリング符号を下につける方式が広く行われている。ISO 15919でもこの方式を採用している。
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