命名とナンバリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 09:05 UTC 版)
「テルロピリリウム」の記事における「命名とナンバリング」の解説
かつてはテルラピリリウム(Tellurapyrylium)と命名されていた。しかし、「テルラ」という用語はテルル原子が炭素原子に置換していることを意味するものの、実際にはテルル原子がピリリウムの酸素原子に置換しているため、誤解を招いていた。ハンチュ・ウィドマン命名法によると、テルリニウム(Tellurinium)となり、Chemical Abstractsでは、この名前が採用されている。置換命名法では、テルロニアベンゼン(Telluroniabenzene)と呼ばれる。 テルロピリリウム上の原子のナンバリングは、テルル原子を1番として始まり、反時計回りに6番の炭素原子まで番号が振られる。カルコゲンに隣接する2番炭素と6番炭素は"α"、3番炭素と5番炭素は"β"、反対側の4番炭素は"γ"と呼ぶこともある。
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