台湾光復節とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 台湾光復節の意味・解説 

台湾光復節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 00:39 UTC 版)

台湾光復節(たいわんこうふくせつ)は、毎年10月25日に定められた中華民国の記念日。台湾における日本の統治が終わり、中華民国の統治下に入ったことを記念する日である[2]。現在の台湾においては「光復」という表現に対する批判的な意見も存在している[3][4]


  1. ^ このように同宣言は、日本敗戦後の台湾の主権の帰属について明確な主張をしている。日本は、カイロ宣言の発表後も投降しなかったので、同盟国は早期に戦争を終結させるため再度「ポツダム宣言」を発表し、カイロ宣言の主張を繰り返した。このため中華民国、中華人民共和国の双方が、カイロ宣言を根拠として「台湾の主権を有している」と主張している(後掲「増補改訂版台湾史小辞典」(2010年)222ページ「カイロ宣言」の項)。
  1. ^ 伊藤潔「台湾-四百年の歴史と展望」(1993年)中公新書138ページ
  2. ^ “「カイロ宣言」はれっきとした条約 馬前総統、呂元副総統の見解否定”. 中央社フォーカス台湾. (2017年10月25日). http://japan.cna.com.tw/news/apol/201710250007.aspx?q=%E3%80%8C%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%AD%E5%AE%A3%E8%A8%80%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%82%8C%E3%81%A3%E3%81%8D%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9D%A1%E7%B4%84%20%E9%A6%AC%E5%89%8D%E7%B7%8F%E7%B5%B1%E3%80%81%E5%91%82%E5%85%83%E5%89%AF%E7%B7%8F%E7%B5%B1%E3%81%AE%E8%A6%8B%E8%A7%A3%E5%90%A6%E5%AE%9A%EF%BC%8F%E5%8F%B0%E6%B9%BE 2020年11月30日閲覧。 
  3. ^ 自由時報. “台灣光復無國際法源依據 學者說:蔣介石也懂”. 2024年2月22日閲覧。
  4. ^ 風傳媒. “是台灣光復節,還是國民政府佔領日?揭「10月25日」背後的歷史爭議,身為台灣人一定要知道”. 2024年2月22日閲覧。
  5. ^ 呉密察監修、横澤泰夫日本語版編訳「増補改訂版台湾史小辞典」(2010年)中国書店(福岡)222ページ「カイロ宣言」の項
  6. ^ a b 若林正丈「台湾-変容し躊躇するアイデンティティ」(1999年)ちくま新書
  7. ^ 周婉窈著・濱島敦俊監訳「図説台湾の歴史(増補版)」(2013年)平凡社


「台湾光復節」の続きの解説一覧


このページでは「ウィキペディア」から台湾光復節を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から台湾光復節を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から台湾光復節を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「台湾光復節」の関連用語

台湾光復節のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



台湾光復節のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの台湾光復節 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS