古細菌の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 15:17 UTC 版)
古細菌における転写は基本的には真核生物のものを簡単にしたものと考えてよい。転写開始位置付近には真核生物とほぼ同じ位置にBRE、TATAボックス、イニシエーターエレメントなどが配置されている。TATAボックスにRNAポリメラーゼ、TFIIB、TFIID、TFIIEより成る複合体が形成され(TFIIA、TFIIF、TFIIHは見つかっていない)、これらを足掛かりにRNAポリメラーゼが転写を開始する。TFIISも存在する。詳細は#Pol II系遺伝子参照。
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