口腔疾患と菌血症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 09:43 UTC 版)
口腔内は非常に多くの菌が常在しており、歯周病などの口腔疾患や虫歯、外傷や歯科治療に伴う抜歯などより、常在菌が一時的に血液中に侵入している。免疫が正常な健常者であれば、すぐに自身の免疫が細菌を排除するため、一過性の菌血症で終わるために大きな問題とはならないが、投薬や基礎疾患により免疫抑制状態にある者は、菌血症から感染性心内膜炎、敗血症、壊死性筋膜炎へと進展することがある。
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