去勢抵抗性前立腺癌に対する内分泌療法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 04:00 UTC 版)
「前立腺癌」の記事における「去勢抵抗性前立腺癌に対する内分泌療法」の解説
上述のMAB(CAB)療法に抵抗性(去勢抵抗性前立腺癌)となった場合に、エンザルタミド、アビラテロンの有効性がそれぞれ確認されている。エンザルタミドの有害事象には疲労感、食欲不振、脱力感、血小板減少、痙攣等(後二者はまれ)がある。アビラテロンの有害事象には肝機能障害、体液貯留、心血管障害等がある。どちらを優先して使用すべきかについては明確な答えがなく、患者の状態に合わせて使用される。 アパルタミド、ダロルタミドも認可されている。
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