南蔵院 (柏市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/19 10:16 UTC 版)
| 南蔵院 | |
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| 所在地 | 千葉県柏市片山712 |
| 位置 | 北緯35度50分35.8秒 東経140度04分02秒 / 北緯35.843278度 東経140.06722度座標: 北緯35度50分35.8秒 東経140度04分02秒 / 北緯35.843278度 東経140.06722度 |
| 山号 | 禅林山 |
| 院号 | 南蔵院 |
| 宗派 | 真言宗豊山派 |
| 本尊 | 大日如来 |
| 創建年 | 不詳 |
| 中興年 | 室町時代中期 |
| 中興 | 秀尊（秀伝） |
| 札所等 | 東葛印旛大師八十八ヶ所霊場第72番札所、下総四郡八十八所霊場第72番札所 |
南蔵院（なんぞういん）は、千葉県柏市にある真言宗豊山派の寺院。
歴史
創建年代は不明である。ただ同市手賀の興福院の末寺で、興福院住職の隠居寺ということから、興福院の開創以降に創建されたものと推測される。その後、室町時代中期に秀尊（秀伝）によって中興された[1]。
当院には、正体不明の神像がある。「おびんづる様」と呼ばれ、摩耗の度が激しく何の像か不明であるが、当院には古くから「天神堂」があることから、この堂の中にあった天神像の可能性がある[1]。
当院の境内の北東は崖になっており、かつては湧水が湧き出ていた。これを利用する水行が明治初期まで行われていた[1]。
交通アクセス
- 路線バス手賀農協前停留所より徒歩19分。
脚注
参考文献
- 沼南町史編さん委員会 編『沼南風土記』沼南町、1981年
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