南横浜火力発電所とは? わかりやすく解説

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南横浜火力発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 09:48 UTC 版)

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南横浜火力発電所
南横浜火力発電所(2008年2月)
神奈川県における南横浜火力発電所の位置
日本
所在地 神奈川県横浜市磯子区新磯子町37-1
座標 北緯35度24分15.6秒 東経139度38分13.7秒 / 北緯35.404333度 東経139.637139度 / 35.404333; 139.637139 (南横浜火力発電所)座標: 北緯35度24分15.6秒 東経139度38分13.7秒 / 北緯35.404333度 東経139.637139度 / 35.404333; 139.637139 (南横浜火力発電所)
現況 運転中
運転開始 1号機:1970年5月
2号機:1970年4月
3号機:1973年5月
事業主体 JERA
発電所
主要動力源 LNG
発電機数 3基
熱効率 42.4%(LHV)
発電量
定格出力 総出力:115万kW
  1号機:35万kW
  2号機:35万kW
  3号機:45万kW
ウェブサイト
南横浜火力発電所
2019年4月1日現在
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左側が南横浜火力発電所。右側の蒸気を出していない煙突は電源開発磯子火力発電所

南横浜火力発電所(みなみよこはまかりょくはつでんしょ)は神奈川県横浜市磯子区新磯子町37-1にあるJERA天然ガス火力発電所

概要

1970年に1号機が運転を開始、3号機までが建設された。世界初のLNG専焼火力発電所である。LNGはJERAが調達した上で、隣接する東京ガス根岸LNG基地に気化作業を委託している。隣接地には石炭専焼火力である電源開発磯子火力発電所がある。

発電設備

  • 総出力:115万kW(2016年4月1日現在)[1]
  • 敷地面積:約17万m2
  • 発電方式:汽力発電方式
1号機
定格出力:35万kW
使用燃料:LNG
熱効率:42.4%(低位発熱量基準)
営業運転開始:1970年5月
2号機
定格出力:35万kW
使用燃料:LNG
熱効率:42.4%(低位発熱量基準)
営業運転開始:1970年4月
3号機
定格出力:45万kW
使用燃料:LNG
熱効率:42.4%(低位発熱量基準)
営業運転開始:1973年5月

環境への取り組み

当発電所は根岸湾埋立事業の第2期イ地区(1964年12月竣工)に建設された。 当時、全国的に大気汚染が問題となっていた時代であり、1964年(昭和39年)11月に区住民運動連絡会議が東京電力の火力発電所建設に反対の決議をした[2]。横浜市は地域住民からの要請を受けて、住民の健康と産業育成を両立させるために、法律よりも厳しい排出基準を定めた公害防止協定を進出企業と締結していった(いわゆる「横浜方式」)[3][4]

アクセス

出典

関連項目

外部リンク




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