南東への移動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 03:07 UTC 版)
紀元前100年より数十年前、多くのキンブリ族はテウトネス族およびアンブロネス族と共に南東へ移動を開始した。ボイイ族などのケルト系民族と何度か戦いつつさらに移動し、紀元前113年ごろノリクム属州に現れ、ローマと同盟していたタウリスキ族の土地を侵略し始めた。 ローマの執政官グナエウス・パピリウス・カルボ (en) はタウリスキ族に加勢する軍勢を送り込んだ。ローマ軍が退却しようとしたところをキンブリ・テウトニ軍が追走する形でノレイアの戦いとなり、ローマ軍が敗北した。嵐が起きたことで戦闘が中断し、ローマ軍は壊滅を何とか免れた。これがキンブリ・テウトニ戦争の始まりである。
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