北斗丸 (初代)とは? わかりやすく解説

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北斗丸 (初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/27 04:38 UTC 版)

北斗丸 (初代)
基本情報
船種 練習船
船籍 日本 東京港
所有者 航海訓練所 [1]
運用者 航海訓練所 [1]
建造所 藤永田造船所 [1]
母港 東京港
航行区域 遠洋区域 [1]
経歴
起工 1952年2月18日 [1]
進水 1952年7月26日 [1]
竣工 1952年12月25日 [1]
就航 1953年 [1]
引退 1976年6月16日 [1]
最後 1976年7月5日売却 [1]
要目
総トン数 1,633.5トン [1]
排水量 1,919.3トン[2]
全長 75.5m [1]
垂線間長 68.50 [2]
11.0m [1]
深さ 7.5m [1]
喫水 4.130m [2]
機関方式 蒸気タービン [1]
ボイラー 過熱器空気予熱器付き3胴水管ボイラ 2基 藤永田造船所 [1]
主機関 衝動式複筒タービン 1基 石川島重工業[1]
定格出力 1,400PS/1,030kW [1]
最大速力 13.0ノット [1]
航海速力 12.0ノット [1]
航続距離 4,500海里 [1]
搭載人員 143名 [1]
乗組員 63名 (うち士官21名)[2]
その他 燃料搭載量 225.5kl [1]
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北斗丸(ほくとまる)は、航海訓練所が運用していた航海練習船。本項目では、1953年に就航した初代を取り扱う。

概要

1952年、北斗丸(初代)として、藤永田造船所で建造された[1]

1954年 三菱重工業社の日本初の出力500馬力の実用ガスター ビンを搭載して実用試験を実施[3]


1976年、6月16日北斗丸_(2代)就航[1]

1976年、6月16日用途廃止[1]

設計

建造当時の練習船隊は日本丸、海王丸、進徳丸以外は、低性能であり、船体・機関に欠陥が多く老朽化した戦時標準船改E型の「暁丸」「親潮丸」及び木造船「姫島丸」の代船として,戦後初の1500屯型汽船練習船の建造が認められた[4]

1966年、川崎重工業神戸造船所において制御室の設置を含む機関室の自動化改装の実施[5]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 蒸気タービン練習船の歴史”. 日本マリンエンジニアリング学会誌. 2024年11月1日閲覧。
  2. ^ a b c d 北斗丸による航走時強度試験”. 2024年11月1日閲覧。
  3. ^ 蒸気タービン練習船の復帰を願う”. マリンエンジニアリング学会 (2017年1月1日). 2025年2月25日閲覧。
  4. ^ 須藤信行 (2009). “蒸気タービン練習船の歴史”. 日本マリンエンジニアリング学会誌 (日本マリンエンジニアリング学会) 第44巻 (第4号): 86-91. 
  5. ^ 小倉 正男, 石原 里次「練習船北斗丸の自動化改装について」『日本舶用機関学会誌』3巻1号、日本舶用機関学会、1968年3月28日、28-31頁。 




外部リンク



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