勝負は時の運
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/26 15:58 UTC 版)

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勝負は時の運(しょうぶはときのうん)は、太平記が由来のことわざ。
概要
勝負の勝敗というのはその時の運によるもので、必ずしも力の強い者が勝つとは限らないということを意味する[1]。
由来
この言葉は『太平記』という物語が由来である。この物語は後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒すために戦ったという内容の物語である。この物語に出てくる足利尊氏によって述べられていた言葉である。足利尊氏というのは数多くの戦いを経験してきた人物であり、勝つことも負けることも経験してきた。このような経験をしてきた人物が、戦争での勝負というのは時の運ということであるために、負けたとしても恥ではないというようなことを述べていたのである[2]。
脚注
- ^ 日本国語大辞典,ことわざを知る辞典, デジタル大辞泉,精選版. “勝負は時の運(ショウブハトキノウン)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年1月24日閲覧。
- ^ “【勝負は時の運】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語) – ことわざ・慣用句の百科事典”. proverb-encyclopedia.com. 2025年1月24日閲覧。
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